【詐欺】他人名義のキャッシュカード44枚　プロの“出し子”の男を逮捕・送検　2億5千万円以上引き出したか

　特殊詐欺の現金の引き出し役、いわゆる「出し子」のプロとして2億5000万円以上を引き出していたとみられる男が21日、大阪府警に逮捕・送検されました。男は偽名を名乗っているということです。　この日朝、送検されたのは名前や住所が分からない20代から30代くらいの男で、今年4月、何者かと共謀し、愛媛県の男性ら2人から還付金の名目で現金約150万円を振り込ませてだまし取り、ATМから引き出した疑いです。

警察によりますと、この男は他人名義のキャッシュカード44枚を所持していて、プロの「出し子」として全国を回り、5月までの半年間で2億5000万円以上を引き出していたとみられるということです。

男は調べに「名前を言うとまわりの人に迷惑がかかる。『山下勉』と呼んでほしい」などと偽名を名乗っていて、

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